映画 羊の木あらすじネタバレ錦戸亮主演サスペンス結末は原作と違う
2018年2月3日公開の映画『羊の木』を紹介します。
表題画像出典:http://eiga.com/news/20160923/1/
素性の知れない者たち
信じるか?疑うか?
原作は「山上たつひこ」、「いがらしみきお」の伝説的ギャクマンガ作家二人が、作った問題作「羊の木」講談社イブニングKC。
監督:吉田大八
公式 youtube
https://www.youtube.com/watch?v=NBcBtl6rLmo
《キャスト》
月末 一 役:錦戸 亮さん
元受刑者を受け入れる極秘任務を遂行する。市役所の職員
石田 文 役:木村 文乃さん
主人公が思いを寄せる同級生
杉山勝志 役:北村 一輝さん
元受刑者、釣り船屋を営む。
太田理江子 役:優香さん
元受刑者、介護士として働く。
栗本清美 役:市川実日子さん
元受刑者、清掃員として働く。
福元宏喜 役:水澤紳吾さん
元受刑者、理髪師として働く。
大野克美 役:田中 泯さん
元受刑者、クリーニング屋を営む。
宮腰一郎 役:松田 龍平さん
元受刑者、宅配業者として働く。
そして、松田龍平さん。この役を出来るのは彼しかいないと思いました。言葉は少ないけれど、空気で伝わる。彼が醸し出す空気がまた異質でなにか胸がざわつく。本心が読めない。凄い役者さんだ。#羊の木 pic.twitter.com/MEat5gelVx
— ゆっきーな (@yu__TA1206) 2017年12月14日
他 中村有志、安藤玉恵、細田善彦、北見敏之、松尾諭、山口美也子、鈴木晋介、
深水三章
《あらすじ》
さびれた港町の魚深地区に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。一見、普通に見える彼らは、何かがおかしい。
市役所の職員の月末は、彼らの受け入れを命じられた。やがて月末は、驚愕の事実を知る。
それは、国家の極秘プロジェクト、過疎地区対策。そのために仮釈放された元受刑者6人。
過去に凶悪な犯罪を犯した彼らと衝撃を受けた市民とのせめぎあい、人間が抱える恐怖の日々を描く。
ある日、港で発生した死亡事件をきっかけに、月末の同級生の文も巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める。
深水三章さんと北村一輝さんと言えば『クロージングタイム』でタクシーの中で久保くんの最期を看取るシーン
『羊の木』でもご共演シーンあるのかと楽しみにしてた
ご冥福をお祈りいたします
RT pic.twitter.com/3FT72YxIUF— su-chan (@kskk1722) 2018年1月3日
《ここから以下ネタバレ》
ネタバレですが、原作の内容です。
《移住者が起こす事件》
市の職員、月末が、密かに6人の元受刑者たち受け入れる
元受刑者は松波町という町に固めて住まわせることに。
月末は、毎日、この仕事にプレッシャーを感じながら対応する。
事件① のろろ祭り事件
毎年、4月15日の満月の夜に行われる町の奇祭『のろろ祭り』で杉山勝志(北村 一輝)が、市民を殴り倒す騒ぎを起こす。
事件② 市長の娘にストーカー
市長の娘、智子と一緒にボランティア活動に参加していた受刑者の宮腰が智子に、しつこく付きまとう。
助けに入ったのは、元受刑者のボランティア・寺田でだった。寺田は、かねてすら智子に好意を持っていた。寺田は結局、宮越に暴行されてしまう。
事件③ 市長の娘、誘拐事件
犯人は元受刑者の宮腰と寺田だった。事件は、警察には届けられない。届けたらプロジェクトがばれてしまう。
犯人、宮腰達の要求は、この極秘プロジェクトをマスコミに公表すること。
市長が、補助金目当てに元受刑者を受け入れたと宮腰は、嫌がらせをする。
要求が受け入れられない場合、智子に危害を加えると脅してきた。
要求期限ぎりぎりになった時、智子が好きな寺田が裏切り、宮腰を殴る。
さらに、大野も応援に入る。無事に事件は解決する。
事件④ 元受刑者達の人間関係
元受刑者達は、お互いが元受刑者だと知らないまま、互いに人間関係を築き始める。
そんな中、法務省の役人・三田村が鳥原市長を訪問。元受刑者の中に、特に極悪異常な犯罪者がいると告げる。
事件を調査していくうちに、全員、改名している可能性が出てきた。
元受刑者達の人間関係は、ますます変化していく。恋人関係になる者や結婚をする者も出てくる。
事件⑤ 殺人事件発生
調査により、異常犯罪者の本名が「猪狩哲夫」であることがわかる。
魚深市では殺人事件が発生。のろろマスクを盗んで被った者が、深夜に水中銃で人の命を奪ったという。
そんな中、三田村が鳥原に接触してくる。
そして、魚深市でのろろマスクの人物による第2の事件が発生し、犠牲者が2人になる。
事件⑥ ストーカー事件
宮腰が怪しい動きを見せる。再び智子に付きまといだしたのだ。
どうやら、かつて自分を縛り上げたフルフェイスの男の正体(大野)が知りたいらしい。
あくまで口を割らない智子に対し、宮腰は無理やり乱暴をはたらいた。
事件⑦ 寺田・宮越VS市長鳥原
夜、寺田が宮腰を呼び出す。現れた宮腰の頭上から、寺田が岩を落として重傷を負わせた。
縛り上げられた宮腰を寺田が見下ろして智子に近づくなと言う。
宮腰を連れだした鳥原。鳥原は、宮腰に娘にしたことを絶対に許さないと言う。
しかし、それ以上の追求はしないと言う。鳥原は元受刑者である宮腰に、温情をかけた。
→映画 祈りの幕が下りる時あらすじネタバレ二つの事件が衝撃を生む
《事件の結末》
これらの混乱は、鳥原市長の先祖、鳥原源左衛門にある。
その昔、「鳥原源左衛門は一部の流罪人に、金山での苦役を強制したとあります」
その金山で謀反を起こして処刑されたのが、三田村直次郎。
法務省の三田村と名乗った者が処刑された直次郎の末裔であり、恨みから鳥原市長を狙っているらしい。
一方、同じ夜、魚深市では火事が連続していた。放火だ。
そんな中、のろろマスクが鳥原を狙う。突如現れた大塚と月末が、のろろマスクを倒す。
この後、月末と大塚は、自分達が流刑人の末裔であることを明かす」
流刑人たちは立派に根付いていた。今回の元受刑者達も良き市民になってくれるだろうと、鳥原は思う。
主題歌は「DEATH IS NOT THE END」br>
ニック・ケイヴ・アンド・ザ・バッド・シーズの「Murder Ballads」に収録されている音源。複数のアーティストが“死は終わりではない”というフレーズを繰り返し歌うこの曲に、6名の元殺人犯の心境が重なり、まるで鎮魂歌の様にエンディングを彩ります。#羊の木 pic.twitter.com/EOYP5MrHQd— 映画『羊の木』 (@eigahitsujinoki) 2017年12月8日
《主題歌》
ボブ・ディランが1988年に発表したもの「DEATH IS NOT THE END」が採用されました。
サスペンス映画『羊の木』は2018年2月3日に公開です。