映画ペンタゴンペーパーズ ネタバレあらすじ真実の報道とは
映画『ペンタゴンペーパーズ』を紹介します。
この映画は、1971年を舞台に、政府が隠しているベトナム戦争に関する真実を
明らかにするため立ち上がった、実在の人物について描かれた作品です。
しかも、監督はスティーヴン・スピルバーグこれは、期待できます。
ベトナム戦争は、1955年11月~1975年4月というかなり昔の出来事なので、説明が必要です。
また、ペンタゴンについても名前は、知っていても詳しく知らない人がいるので、
これも説明が必要と思い、Wikipediaの引用でありますが、載せました。
《ベトナム戦争》引用:Wikipedia
この戦争は、アメリカ合衆国を盟主とする資本主義陣営と、ソビエト社会主義共和国連邦を盟主とする共産主義陣営との間に、
第二次世界大戦後に生じた対立(いわゆる冷戦)を背景とした代理戦争でもあった。
ホー・チ・ミンが率いるベトナム民主共和国(北ベトナム)側は、南ベトナムを「アメリカ合衆国の傀儡国家」と規定し、
共産主義イデオロギーを背景に、ベトナム人による南北ベトナム統一独立国家の建国を求めるナショナリズムに基づく植民地解放戦争であるとした。
ベトナム戦争をめぐって世界各国で大規模な反戦運動が発生し、社会に大きな影響を与えた。
1973年のパリ協定を経てリチャード・ニクソン大統領は派遣したアメリカ軍を撤退させた。
その後も北ベトナム・南ベトナム解放民族戦線と南ベトナムとの戦闘は続き、1975年4月30日のサイゴン陥落によってベトナム戦争は終戦した。
建物の形状から、古代ギリシャ語の πεντάγωνονを語源とする五角形を表す英語で「ペンタゴン」と呼ばれている。
5階建てで、各床に環状の廊下がある。ワシントンのアーリントン国立墓地近くの農業試験場が選定され、
その地形が歪な五角形をしていたため、庁舎も五角形の設計になった。この構造により、世界最大のオフィスビルでありながら、
一番遠いところにも10分以内でたどり着くことができるとされている。所在地はワシントンD.C.郊外のバージニア州のアーリントン。
約23,000名の軍人、軍属及び民間の従業員、約3,000名のペンタゴンの国防以外の援助要員を収容する。
まずは、公式youtubeを見てみましょう。
《あらすじ》
ベトナム戦争が、泥沼化して国民の中に反戦の声が高まったころ1971年、
トップシークレットとなっていた文書、通称《ペンタゴン・ペーパーズ》が、
文章を作成した国防総省の職員からニューヨークタイムズの記者に渡ったことから、
ペンタゴンペーパーズ
政府の顔色を伺う事はポストが消滅する事と同じ。
ベンの言葉が本作のメッセージだったかな。
真実を葬る国家権力に真実を報道する事で闘うワシントンポスト社に報道
のあるべき姿を見ました。トムハンクスかっこよすぎ。
メリルストリープの決断までの間が絶妙で良かった。 pic.twitter.com/zFcx2WCOdZ— ディーン・フクヤマ (@masuyou1005) 2018年3月31日
ニューヨークタイムズがスクープとして報道しようとします。しかし、政府からの圧力がかかり躊躇する。
アメリカで初の女性新聞発行人として、足固めをしようとしていた
ワシントンポスト紙のキャサリン・グラハム<メリル・ストリープ>は、
部下で編集主幹であるベン・ブラットリー<トム・ハンクス>と共に、報道の自由を統制し、
記事を差し止めしようとする政府と戦い、ライバル紙であるニューヨークタイムズと争いながらも連携して、
政府の圧力に負けることなく、真実を報道しようと決断する。
ワシントンポスト紙では、記事締め切りが、10時間後とせまってきていた。
残りわずかで、記事を間に合わせることが出来るか。
見所は、メリル・ストリープ演じるキャサリン&トム・ハンクス演じるベンが、ぶつか
り合うシーンです。
各シーンが、それぞれの立場を超え、思惑や葛藤があり、緊張感とスピード感あふれた展開。
《キャサリン・グラハムは実在の人物》
キャサリン・グラハムは、当時、アメリカでも男性だけが、
権力を握っていた時代に一歩も引くことなく、権力と闘った強い女性です。
今の日本も権力と国民の意識が、少しずつ離れはじめています。日本国民の意識を変えるタイムリーな映画でもあると思います。
本当の正しいことを、正しく確認出来る社会に日本もなってほしいものです。
日本のマスコミも政府と戦う《勇気》と《行動力》がほしいですよね!
《先駆け映画通信記事紹介》
→『去年の冬、きみと別れ』事件全体が極めて不可解。すべて異様
《キャスト》
ベン・ブラットリー 役:トム・ハンクス
ワシントンポスト紙の編集主幹
1956年7月9日生まれ、年齢(61歳)。出身はアメリカ/カリフォルニア州。
1980年頃に映画デビューを果たし、1994年の映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』で
アカデミー主演男優賞を2年連続で受賞しました。
それから一気に俳優として注目され、数々の話題作に出演しています。
最近では声優なども務め、今後も幅広く活躍が期待されるベテラン俳優の一人です。
キャサリン・グラハム 役:メリル・ストリー
ワシントンポスト紙の発行人、アメリカで初の女性新聞を発行。
1949年6月24日生まれ、年齢(68歳)。出身はアメリカ/ニュージャージー州。1977年に映画デビュー。
1978年には『ディア・ハンター』でアカデミー助演女優賞に初ノミネートされます。
そして、1979年にはアカデミー助演女優賞を受賞し、若手女優の中で、ずば抜けている
実力を持っていました。
その後も、<メリル・ストリープ>出演作品は、話題作となり、アカデミー賞の
俳優部門ノミネート回数は、歴代最多記録を誇る。
《まとめ》
日本と違ってアメリカは、様々なマスコミが権力と闘いながら真実を自由に報道している感がある。
日本は、都合の悪いことは、様々な力が邪魔し国民に正しい情報が伝わっていないように思う。
映画『ペンタゴンペーパーズ』は、真の報道の在り方を示しているように思う。
映画『ペンタゴンペーパーズ』は、現在公開中です。